ビジネス会計検定試験3級に挑戦しよう!



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流動資産

 

現金預金や比較的短期間に回収・販売され現金となる資産、比較的短期間に費用化する資産のこと。

 

営業取引によって生じた資産は流動資産とされ、これ以外の資産は、1年基準として、流動と固定に区分されます。

 

 

流動資産の主な科目

 

現金及び預金
受取手形
売掛金
有価証券
棚卸資産
前払費用
繰延税金資産
未収収益
短期貸付金
未収入金

有価証券

 

有価証券は、その所有目的から3分類できます。

 

1.短期資金運用のために一時的に所有するもの(市場性があるもの)

 

2.長期的に保有するもの、あるいは市場性のないもの

 

3.他の会社の支配など目的で所有するもの

 

 

流動資産に含まれる有価証券

 

時価の変動により、利益を得ることを目的として保有されるもの

 

決算の翌日から起算して、1年以内に満期の到来する他社の社債

 

などに限定されています。

 

それ以外の有価証券は、固定資産に分類されます。

 

 

有価証券の範囲は広いため、流動資産か、固定資産か、どちらに分類するかの判断が、出題されやすいです。

 

流動資産
短期保有売買目的の株式、国債などの債券

 

流動資産
満期保有目的の債券 @決算日の翌日から起算して1年以内

 

固定資産
満期保有目的の債券 @決算日の翌日から起算して1年超える

 

固定資産
子会社株式(持株比率50%超、または事実上支配しえいる会社)
関連会社株式(持株比率20%以上。または経営に重要な影響を与える会社)

 

 

棚卸資産

 

棚卸資産は、別名販売資産とも言われ、営業のプロセスで保有する資産および用益です。

 

決算時に棚卸を行って、計量し、決算資料に反映することから、棚卸資産と呼ばれるようになったようです。

 

 

一般的な棚卸資産の内訳

 

商品
製品
半製品
仕掛品
材料
貯蔵品

 

商品
商品販売業を営む企業が販売目的をもって所有される資産

 

製品
製造業などが販売目的をもって所有する製造品その他の生産品

 

半製品
中間的生産品として保有する資産。そのままでも外部に販売できるものをいう。

 

仕掛品
製造過程の中途にある生産物を仕掛品という。

 

材料
製品の製造に際して消費される物品のうち製品のもとと成すもの

 

貯蔵品
補助材料、包装材料、消耗工具器具備品、修理用材料など生産品の基幹構成しない資産

 

 

企業会計原則

貸借対照表原則五A、たな卸資産の評価
商品、製品、半製品、原材料、仕掛品等のたな卸資産については、原則として購入代価又は製造原価に引取費用等の付随費用を加算し、これに個別法、先入先出法、後入先出法、平均原価法等の方法を適用して算定した取得原価をもって貸借対照表価額とする。ただし、時価が取得原価より著しく下落したときは、回復する見込があると認められる場合を除き、時価をもって貸借対照表価額としなければならない。
たな卸資産の貸借対照表価額は、時価が取得原価よりも下落した場合には時価による方法を適用して算定することができる。

 

 

 



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